七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫)本ダウンロード無料pdf
七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫)
著者 秦 剛平
七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫)本ダウンロード無料pdf - この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、以下に参考のために七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫)の詳細に関する情報を示します。 素晴らしいナレーションで。 七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫)は今年人気のある本の1つです。 これには1200ページページが含まれており、文庫形式で利用できます。 この本は、その3.9の評価と、約5のユーザーレビューを得て、非常に驚きました。 ですから、この本を読み終えた後は、読者にこの素晴らしい本を過小評価しないことをお勧めします。 七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫) をリーディングリストとして使用する必要があります。そうしないと、人生でまだ読んでいないので残念です。 これは、この書籍を市場または別の書籍販売者で検索するために使用できる書籍の識別子です。isbn:406292465X、ean:406292465Xまたはasin:asin。
本のタイトル : 七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫)
平均的な顧客フィードバック : 3.9 5つ星のうち 5 カスタマーレビュー
ファイル名 : 七十人訳ギリシア語聖書-モーセ五書-講談社学術文庫.pdf
ファイルサイズ : 28.72 MB
以下は 七十人訳ギリシア語聖書 モーセ五書 (講談社学術文庫) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
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まさか七十人訳聖書の邦訳を文庫で読める日が来るとは…感無量である。訳者は、ヨセフスの『ユダヤ古代誌』の邦訳などでも知られる著名なユダヤ教学博士、秦剛平氏。日本の一般読者が聖書を読もうと思ったとき、手にするのは大体が新共同訳聖書であろうが、そのうちの旧約聖書は通称「マソラ・テクスト」と呼ばれるヘブライ語写本が主な底本となっている。もともと、ユダヤ教の側は紀元後1世紀後半の「ヤムニア決定」で、ヘブライ語聖書の三十九文書をユダヤ教の正式な聖典であることを決定していた。そしてキリスト教プロテスタントの側は、宗教改革の時代に上記ヘブライ語の三十九文書のみを旧約の正典とし(それ以外の文書は外典)、カトリック側は1546年のトレント公会議で同じく三十九文書を旧約の第一正典、更に十一の文書を第二正典とした経緯がある。キリスト教側もヘブライ語聖書を正典とみなした以上、新共同訳にあたってヘブライ語の写本が底本にされたのも至極自然なことのように思えるだろう。しかし、問題がひとつある。「マソラ・テクスト」は11世紀初頭に成立したヘブライ語写本であり、それ以上に古いヘブライ語写本には遡ることができず(かつては存在したはずの写本が現存しておらず)、その内容の正確性が十分に保証されていないのだ。ユダヤ教そのものは遥か紀元前から存在する宗教であるにもかかわらず、である。一方で、旧約聖書にはギリシア語写本も存在する。(ユダヤ教から派生した)キリスト教は、主に「(当時の公用語・共通語である)ギリシア語を話すユダヤ人」たちによって宣教されたため、新約聖書は最初からギリシア語で書かれたし、その流れで旧約聖書のギリシア語訳も特に尊重されることになった。その中で最も大きな役割を果たしたのが、紀元前3世紀、当時のヘレニズム国家であるプトレマイオス朝エジプトで成立した最古のギリシア語訳聖書である「七十人訳」である。したがって七十人訳聖書は学問の世界で非常に長い歴史と伝統を有しており、新約聖書での旧約部分の引用も七十人訳によっている。後代の校訂・テキストクリティークでも可能なかぎり原典に遡る努力がされており、文献学的にはヘブライ語写本よりずっと古い形態を保存していると考えられているのである。したがって、旧約聖書に学問的にアプローチするには、七十人訳は欠かせない存在なのだ。本書末尾の「あとがきに代えて」を読めば一目瞭然なのだが、訳者である秦氏は完全にキリスト教会の埒外の人である。それどころか、教条的な聖書理解に対して一切容赦のない、苛烈な姿勢を堅持している人である。要するに学究の人である。そのような人物の手になる本訳書は、およそ1200ページという圧巻のボリュームの中、400ページ超が注に割かれている。訳に関する補足的説明の他、ギリシア語写本とヘブライ語写本で差異がある箇所についてはヘブライ語写本ではどう書かれているかまで、逐一紹介されている。私のような一般読者には非常に嬉しい配慮である。また、七十人訳写本に付されている図版(挿絵)も(白黒だが)添付されている。昔の画なのであまり上手いとは思えないが、文化遺産としては興味をそそられるところだ。とにかく、(訳者への感謝は当然として)このような充実した邦訳を新共同訳聖書と同じくらいのサイズの文庫で出版してくださった講談社には感謝しきりである。本書には「モーセ五書」と呼ばれる「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」しか含まれていない。版権の関係で難しいかもしれないが、旧約聖書後半の預言書群も是非文庫化してもらいたいものである。お願いします!なお、繰り返すが本書は1200ページという大部な書物である。省スペースや語句検索なども考えると、kindle版を選択するのも一考の価値があると思う。
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